脳卒中のリハビリが終わった後は?軽い片麻痺の選択肢|松本市

病院でのリハビリ終了後も継続を希望する軽い片麻痺の男性のイラスト|松本市岡田の整体りびるど

松本市岡田の整体りびるど|脳卒中後の軽い片麻痺

脳卒中のリハビリが終わった後はどうする?軽い片麻痺が残る方の選択肢|松本市

退院して、身の回りのことはだいたい自分でできる。外も歩ける。でも、歩き方はどこかぎこちない。麻痺側の手は、使えなくはないけれど自然には出てこない。

「もう少し良くしたい」と思っているのに、病院のリハビリは終了。次にどこへ相談すればいいのか分からない——この記事は、そんな方とご家族に向けて書いています。

先に結論を言うと、病院のリハビリが終わったからといって、身体に働きかける時間まで終わるわけではありません。ただし、次に選ぶ場所は、現在の状態と目的によって変わります。

執筆:寺澤慶大(理学療法士・整体りびるど)

この記事の対象となる方

脳梗塞・脳出血の後遺症として、軽い片麻痺が残っている

日常生活はおおむね自立しているが、歩行や手の動きをもう少し良くしたい

医療機関での集中的なリハビリが終了し、継続先を探している

自主トレを続けているが、今の方法が合っているか確認したい

30秒で分かる|まず、どこへ相談する?

麻痺・しびれ・言葉・顔のゆがみが急に悪化:この記事を閉じて119番へ。

痛み、痙縮、装具、薬、血圧など医学的な確認が必要:主治医または医療機関へ。

介護保険を利用中、または利用できるか知りたい:ケアマネジャー、病院の相談員、地域包括支援センターへ。

状態は安定。日常生活は自立し、歩行や手の動きを個別に見てほしい:自費の個別サービスも選択肢です。

急に麻痺やしびれが強くなった、顔の片側がゆがむ、言葉が出にくいなどの症状がある場合は、この記事を読み進めず119番へ連絡してください。

「リハビリの期限」は、回復できる期限ではありません

脳血管疾患等リハビリテーション料には、発症・手術・急性増悪から原則180日という標準的算定日数があります。これは医療保険でリハビリを算定する際の制度上の目安です。180日を過ぎた瞬間に、身体が変わらなくなるという意味ではありません。[1]

一方で、「期限を過ぎても続ければ必ず良くなる」とも言えません。発症部位、麻痺や感覚障害の程度、年齢、合併症、練習量、生活環境によって経過は大きく違います。大切なのは、漠然と“麻痺を治す”ことではなく、今の生活で何を変えたいのかを決めることです。

期限と限界は、同じではない

「病院のリハビリが終わった」ことと、「これ以上できることがない」ことは別です。ただ、制度や状態によって最適な選択肢は変わるので、医療・介護・地域サービス・自費サービスを分けて考える必要があります。

病院のリハビリ終了後に選べる4つの方法

どれが上、どれが下という話ではありません。必要な医療管理、介護認定の有無、外出のしやすさ、目標、費用を見て選びます。

選択肢向いている方確認したい点
医療機関症状の変化、痛み、痙縮、装具、薬など医学的な確認が必要標準的算定日数を超えた後も、状態や制度により対応が異なります。まず主治医へ確認します。
訪問・通所リハビリ介護保険の対象で、生活場面に即した支援を受けたい利用には医師の指示や介護認定などが関わります。ケアマネジャーや地域包括支援センターへ相談します。
地域の運動教室・自主トレ安全に運動でき、体力維持や運動習慣を作りたい個別評価が少ない場合があります。転倒リスクや運動制限がある方は事前確認が必要です。
自費の個別サービス保険の枠に左右されず、歩行や手の使用など個別目標に取り組みたい費用は全額自己負担。医療機関ではない施設も多いため、資格、経験、対応範囲を確認します。

通える制度が分からない場合は、まず退院した病院の相談員、主治医、ケアマネジャー、地域包括支援センターへ。「今使える制度」と「地域にある事業所」を聞くのが先です。そのうえで足りない部分があるなら、自費サービスを検討します。

軽い片麻痺だからこそ、周囲に伝わりにくい悩みがあります

歩ける。会話もできる。仕事や家事にも戻れている。外から見ると「もう大丈夫」に見えます。でも本人には、発症前との違いがはっきり分かります。

歩けるけれど、自然ではない

麻痺側の足が遅れる。つま先が引っかかる。長く歩くと膝が反る。人混みや方向転換で不安になる。単純な筋力だけでは説明できないこともあります。

手は動くけれど、生活で使わない

検査では動かせても、着替え、調理、スマートフォン、財布の操作では非麻痺側ばかり使う。動作の速さや感覚の分かりにくさが関係します。

疲れると動きが崩れる

朝は動けても夕方になると足が重い。二つのことを同時にすると歩きにくい。注意や体力を含めて考える必要があります。

何を練習すればよいか分からない

退院時にもらった運動は続けている。でも、今の課題と合っているか分からない。回数だけを増やしても、目的の動作につながらない場合があります。

軽度だから支援が不要なのではありません。困りごとが細かくなり、一般的な運動だけでは狙いを定めにくくなるのです。

継続先を選ぶときは、3つを確認してください

1.目標が日常動作まで具体的か

「もっと良くなりたい」だけでは、練習内容も評価方法も決まりません。「近所を20分歩きたい」「階段を手すりに頼りすぎず上りたい」「麻痺側の手で茶碗を支えたい」のように、生活の場面まで落とし込みます。

2.最初と途中で、同じ動作を確認するか

関節の動きや筋力だけでなく、歩行、立ち上がり、方向転換、手を伸ばす動作などを同じ条件で見直します。「何となく良い」だけでは、練習を続けるか変えるか判断できません。

3.できないことを無理に反復させないか

反復は大切ですが、量だけ増やせばよいわけではありません。痛み、強い疲労、転倒不安、痙縮の増加がある場合は、課題の難しさや休憩、道具、環境を調整します。練習後だけでなく、その日の夜や翌日の状態も見ます。

「必ず改善」「麻痺が治る」と断言する施設には注意

脳卒中後の経過には個人差があります。資格や経験だけでなく、できないこと、医療へ戻す基準、費用、通う回数を具体的に説明するかも確認してください。

整体りびるどでは、動きを一緒に分解します

松本市岡田の整体りびるどでは、まず「何ができるようになりたいか」を伺います。そのうえで、麻痺側だけを見るのではなく、感覚、姿勢、左右への体重移動、関節の動き、動作の順序、非麻痺側への頼り方を確認します。

評価

歩行、立ち上がり、方向転換、段差、上肢の到達や把持など、実際に困る動作を安全な範囲で確認します。

個別練習

動作を小さく分け、感覚入力、姿勢調整、反復練習を組み合わせます。負荷はその日の状態に合わせます。

セルフワーク

家で続けられる内容を1〜3個に絞ります。回数をこなすことより、生活の中で使えることを優先します。

振り返り

最初に決めた動作を再確認し、継続、変更、医療機関への相談のどれが必要か整理します。

これは医療機関で行う診断・治療や、医師の指示に基づく医療保険のリハビリではありません。自費によるコンディショニングと動作支援です。定期受診や服薬、介護サービスがある方は、それらを続けたうえでご利用ください。

脳卒中後遺症ケアコース

  • 施術時間:60〜90分程度
  • 料金:10,000円(税込)
  • 初回:身体評価とお話を伺うため、通常より20分ほど長くかかります

健康保険・介護保険は利用できません。施術による変化には個人差があり、機能改善を保証するものではありません。

脳卒中後遺症ケアコースの内容・料金を見る

当院の対象となる方・ならない方

当院はマンション1階にありますが、入口までに5段の階段があります。完全なバリアフリーではありません。安全のため、予約前に次の条件をご確認ください。

主な対象となる方

  • 屋内外を杖・装具の使用を含めて歩ける
  • ご自身、または付き添いの方の見守り程度で5段を安全に上り下りできる
  • 日常生活はおおむね自立し、より滑らかな歩行や手の使用を目指したい
  • 主治医から運動を止められておらず、全身状態が安定している

当院での対応が難しい方

  • 車いすからの移乗や階段で身体介助が必要
  • 転倒が多い、または一人で座位・立位を保つことが難しい
  • 血圧や心疾患などにより運動制限がある
  • 麻痺、意識、言葉、視野などの症状が最近悪化した

階段を上れるか判断しにくい場合は、予約を入れる前にLINEでご相談ください。来院が難しい方には、地域や条件により出張対応を検討できる場合があります。

LINE相談で教えていただきたいこと

  1. 発症した年月
  2. 脳梗塞・脳出血など、分かっている病名
  3. 右麻痺・左麻痺のどちらか
  4. 杖・装具の有無
  5. 5段の階段を、見守り程度で上り下りできるか
  6. 現在利用している医療・介護サービス
  7. いちばん改善したい動作

詳しい検査結果をすべて送る必要はありません。分かる範囲で大丈夫です。

こんな変化は、リハビリより再受診を優先してください

脳卒中を経験した方に新しい症状が出たとき、「後遺症だから」と様子を見ないでください。次の症状が突然現れた場合は、脳卒中の再発も考え、すぐに119番へ連絡します。[3][4]

  • 顔の片側がゆがむ、口元が下がる
  • 片方の腕や脚に、急な麻痺・しびれ・力の入りにくさが出る
  • ろれつが回らない、言葉が出ない、相手の言葉を理解しにくい
  • 突然の激しい頭痛、ふらつき、視野の異常、意識の変化

いつもの後遺症より明らかに悪い場合も同じです。いったん戻ったとしても、一過性脳虚血発作の可能性があるため、自己判断で運動を続けないでください。

リハビリ終了後の片麻痺|よくある質問

Q.発症から数年たっていても相談できますか?

発症からの年数だけで一律にお断りはしません。ただし、どこまで変化するかは事前には分かりません。まず現在の動作、目標、運動制限を確認し、当院の対応範囲かを判断します。

Q.自主トレは毎日たくさん行った方がよいですか?

量は必要ですが、多ければ多いほどよいわけではありません。動作が崩れる、痛みが出る、翌日まで強い疲労が残る場合は、内容や回数の調整が必要です。

Q.杖や装具を外す練習はできますか?

自己判断で外すことは勧めません。杖や装具は転倒防止や関節保護に必要な場合があります。変更を考えるときは、医師や装具を担当した専門職と相談してください。

Q.介護保険のリハビリと併用できますか?

当院は保険外の自費サービスですが、現在利用している制度や事業所の方針によって確認事項が異なります。担当のケアマネジャーや事業所へ伝えたうえでご相談ください。

Q.家族だけで相談してもよいですか?

大丈夫です。ご本人の歩行状況、困っている動作、発症時期、利用中のサービス、主治医からの注意事項が分かると話が早くなります。

病院のリハビリが終わった。でも、もう少し動きを良くしたい方へ

「歩けるから、もういい」と言われても、ご本人にしか分からない動きにくさがあります。大きな目標でなくて構いません。まずは、今いちばん変えたい動作を一つ教えてください。

ただし、当院の入口には5段の階段があります。安全に来院できるか迷う方は、予約前にLINEでご相談ください。

脳卒中後遺症ケアコース:60〜90分程度/10,000円(税込)

LINEでは「片麻痺の記事を読んだ」と添えて、発症年月、病名、麻痺側、杖・装具、階段昇降、利用中の医療・介護サービス、改善したい動作を分かる範囲でお知らせください。

整体りびるど|長野県松本市岡田下岡田18-1 コニファーマンション岡田101。完全予約制、駐車場1台(5番)。

この記事の執筆者

寺澤 慶大|理学療法士・整体りびるど

2007年に理学療法士免許を取得。脳神経外科、整形外科クリニック、通所介護などで、脳卒中後の片麻痺を含む幅広い症例に携わる。現在は松本市岡田で整体りびるどを運営し、身体の構造・感覚・動作を一緒に確認しながら、その方の生活に必要な動きを組み立てている。

経歴と施術方針を詳しく見る

APPOINTMENTS & CONTACT

ご予約・お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはWEB予約・お電話・メールにて承っております。
初めての方や相談のみの方も、まずはお気軽にご相談ください。
当院は完全予約制となっております。

お電話からのご予約

090-6933-8025

※お電話は営業時間内のみ受け付けております。

● 受付・営業時間

※日曜・祝日休み

受付時間 月 火 水 木 金 土 日祝
9:30~17:30 ● ● ● ●
9:30~12:30 ●
13:30~17:30 ●

ご予約について

ACCESS & INFORMATION

アクセス・インフォメーション

ACCESS & INFORMATION

アクセス・インフォメーション

所在地

整体りびるど
〒390-0313 長野県松本市 岡田下岡田18-1
コニファーマンション岡田101
TEL/090-6933-8025

[最寄り]

  • ・岡田東区バス停から徒歩1分
  • ・松本駅から車で約15分、スーパーF近く
    ※駐車場は建物前に1台分(5番の駐車スペース)ございます。

お支払い方法

お支払いは、現金またはクレジットカード、QRコード決済などをご利用いただけます。

いますぐ相談・予約する