帳簿をつけながら思ったこと。
どうも。
整体りびるどのテラサワです。
早いもので、整体院を開院して3週目に入りました。
今週は予約も少ないので、今までやりたくなくて後回しにしていた仕事を、
ちょこちょこと進めています。
その最たるものが……
「帳簿をつけること」。
個人事業主になったので、今年度末は確定申告をしなきゃいけません。
とはいえ、これまでは雇われで働いていたので、
確定申告といってもせいぜい副業分を白色申告していたくらい。
きちっと帳簿をつけるって、会計ソフトを使うにしても最低限の知識は必要なわけで。
あー、めんどい。
めんどいけど、やらないわけにもいかないので、
しぶしぶと簿記の勉強もしつつ帳簿をつけています。
経理の仕事をしている人って、これをずっとやっているんですよね。
本当にすごいと思います。
もちろん向き不向きもあるんでしょうけど、尊敬します。
数字を打ち込みながら、
「あれ? これってどの経費に入るんだ?」と
ひとりごとを言う時間が増えました。
お金の流れを可視化するって、思っていた以上に頭を使いますね。
それでも、帳簿をつけながらふと感じたのは――
これ、施術にちょっと似てるなということ。
身体もお金も、“流れ”を見て整えるのが大事なんだなと。
ひとつひとつの数字は小さくても、それが積み重なって全体のバランスが取れていく。
痛みの原因を探すように、「どこで滞っているか」を見つけて修正していく。
考えてみれば、結構おもしろい作業なのかもしれません。
とはいえ、やっぱり得意な作業ではないので、
気分転換にコーヒーを淹れたり、掃除をしたりしながらちょこちょこ進めています。
気分が乗った日はサクサク進むんですが、乗らない日は本当に重たい。
自分の身体のコンディションと集中力の関係も、こういうところで実感しますね(笑)
それでも、こうやって「数字で自分の仕事を振り返る」時間を持つのは悪くないなと思います。
売上や経費の数字を見ると、ただの事務作業じゃなくて、
自分が積み上げてきた“リアルな記録”のようにも感じられるからです。
そして何より、「経営」ってこういう地味な作業の積み重ねなんだなと改めて実感します。
ひとつひとつを丁寧に整えていくこと。
それは、身体を整えることと根本的には同じなのかもしれません。
帳簿をつけながら、もうひとつ気づいたことがあります。
それは、「数字には嘘がつけない」ということ。
日々の行動が、そのまま結果として数字に表れる。
だからこそ、良い時も悪い時も、ちゃんと向き合っていかなきゃいけないんだなと感じます。
お客様が一人増えた日、
経費が思ったよりかかった日、
どれも“整体りびるど”という小さな場所が動いている証。
数字を通して、少しずつこの場所が“生きている”ように感じられて、
不思議とやる気が湧いてきます。
松本市岡田という地域に根ざしてやっていく以上、
こうした日々の積み重ねを丁寧に残していくことも大切だなと感じます。
施術で人の身体を整えながら、自分自身の働き方や想いも少しずつ整えていく。
そうやって“りびるど”も一緒に成長していけたらいいなと思っています。
日々の施術だけでなく、こういう事務的な作業も含めて、
ようやく“自分で整体院をやっている”という実感が出てきました。
小さな積み重ねがいつか大きな形になることを信じて。
今日もまた、コツコツ帳簿をつけながら、ひと息ついています。







